オワラナイ日常

国家総合職試験、官庁訪問、院試などを本音で語ります。

公務員は安定なのか

よく公務員は試験さえ頑張れば後は、安定だから楽できるね、ということは言われますが、実際はどうなのでしょうか。

「メンタル休職者は民間の3倍」公務員になれば「人生バラ色」と考える人の勘違い | 文春オンライン

メンタル休職者の多さ

官僚という特殊事情もあるかと思いますが、一般企業に比べてメンタル休職者はある程度いるように思います。

1年目に入省した時も、一フロアに数人はメンタル休職者やメンタル休職を経験した人がいて驚いた思い出があります。

なぜ多いのか

なぜ多いのかというと、24時間国会対応等が発生するなど、人間らしい生活が送れないという現状があるからかと思います。

実際に課の総括ポストと呼ばれる、総合職が配置されるようなポストは基本的に「その人」がいなければ業務が成り立たないため、非常に業務負荷が高くなりがちです。

それだけでなく、単に「人不足」というのもあります。 仕事は議員から言われるがままに、増えていく一方なのに、人は全く増えないという不思議な状況にあります。

どうすればいいのか

私が思うに、まず採用者を増やすこと。それとともに、無駄な業務の削減を積極的に進めていくべきことが大切なのではないかと思います。

実際に

実際にコロナ禍にもなり、否応なく「オンライン」の対応が一部できるようになったことから、「無駄」な業務(例:新聞の切り抜き)はなくなりつつあります(一部やっているようですが・・・)。

その他、オンラインレクのために登庁する、といった、本末転倒なことは今だにたくさんあるので、早く改善してほしいと思っています。

幹部も議員の顔色を窺っているため、一気に改善するという方向にいく気配はないですが、働きやすい環境にしてほしいと切に願っています。