オワラナイ日常

国家総合職試験、官庁訪問、院試などを本音で語ります。

超過勤務上限超

人間らしい生活ができるのか

超過勤務の上限を超えた国家公務員が一定数いるということがニュースになっています。

国家公務員9%が超過勤務上限超 国会対応 予算・会計関係など | NHK

一般的と言わざる得ない

感覚として、9%以上いるのではないか、と思いますが、国家公務員にもいろいろな種類があるため、全体を俯瞰して考えると9%に見える、ということかもしれません。

1年目は

正直、1年目から配属ガチャで、ほぼ国会会期中、毎日主意書が当たるような課室に配属になった場合、部下も戦闘要員として、毎日終電ダッシュになり、社会人早々退職を選択するひとも見てきました。

結局

結局のところ、人間らしい生活ができるのか、というのは現状のところ、配属ガチャにかかっているといっても過言ではありません。

有名な国会議員が注目するテーマの課室に配属になった場合は、自ずと国会対応が日常的に発生しますし、予算を増やせ!!と騒がれた暁には、「本当に国として必要か」という議論は棚上げされた状態で、予算資料説明資料を夜を徹して作業をしないといけません。

いずれバグる

異常ですよね~と企業からの出向者はよく言いますが、行政官としては、このような状態が何年も継続すると感覚として「バグる」というのが正直なところではないでしょうか。

真剣にライフワークバランスを狙うのであれば、この仕事はやめたほうがいいと真剣に思います

一方

日々の業務はとてもエキサイティングなので、体力に自信がある、とか常に何か新しいことをやりたい、といった方にはお勧めな職業ではあります。