オワラナイ日常

国家総合職試験、官庁訪問、院試などを本音で語ります。

窓際あるある国家公務員編

国家公務員の窓際族とは

某省の窓際族がニュースに出ていました。このニュースを見て思ったことは、どの省庁でも窓際はいるんだなぁということです。

なぜ彼らはずっといるのでしょうか。

「窓際キャリア官僚」が補助金サギでクビに… 厚労省で表面化する「50代のモチベ問題」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

国家公務員はクビにできない

これに尽きると思います。とはいえ、民間企業でも労働組合が強いと簡単にはクビにできないと聞きます。

一方、国家公務員は法令違反に相当する行為がないとクビにはできません。

クビにできない場合どうする

ではクビにできない場合、どうやって若手にポストを譲るのか。

それがいわゆる天下りや出向です。

天下りも2択あり、しっかり頑張って勤め上げてきた人がご褒美で与えられるポストと、正直なところ、霞が関にいても手持無沙汰になってしまう人は、積極的に天下りや出向させます。

40代くらいになると、積極的に出向し、衛星コースに乗り、霞が関に戻らない人も多くいます。

しかし、衛星コースに乗れば、国会待機とは無縁の世界となるため、うらやましがる人が一定数いることも確かです。

また、あえて言われてもらいますが、「本当にやばい人」は霞が関で飼殺しです。なぜなら天下りや出向させても先方に迷惑をかけるからです。

個人的には、霞が関にどれほどの休職者がいるのかが気になるところですが、働かせすぎて、メンタルを崩し、そのまま天下り・出向できず、霞が関で飼い殺しになっている人が一定数いるのは確かだと思います。

やはりワークライフバランスが一番大切であると感じる今日この頃です。