官僚の長時間労働
官僚の長時間労働が相変わらずニュースになっています。 過去よりも早くなっている?と言われれば、私が入省した5年以上前よりかは、人間らしくなっているような気がしますが、少なくとも、育児や介護と仕事の両立は無理だろうな、という労働環境です。
若手官僚の長時間労働「分かっていたが…」 国会答弁作成や根回しで - 日本経済新聞
国会の季節
国会の時期になると、基本的に、答弁が当たる可能性が高い場合は、出勤不可避で、通告が全部出るまで待機がかかりますし、当たらなかったとて、基本的に20時解除になればありがたいほうです(省庁や部署によりますが。)。 当たった場合は、基本的に朝3時、タクシーコースなので、これも運命です。
テレワーク
テレワークが原則可になったようですが、すでに原則可ですが、基本的にできる人は限られます。 ちなみに、出勤している方のほうが評価が高くなる傾向(THE日本ですね。)があるため、幹部が須らく出勤するので、基本的に部下も出勤せざる得なくなり、みんな出勤ということが多いです。
国家公務員のテレワーク、原則可能に 指針公表 - 日本経済新聞
どうすればいいのか
基本的に、硬直した官僚機構では、労働環境を変えるのは極めて厳しいと認識しています。 ということもあり、近年離職者が大量に出ているのかと思います。
まとめ
とはいえ、『国家公務員』としての業務はダイナミックなので、人生で一回くらいはやってみてもよいかと思います。
ちなみにコスパ・タイパを求めるのであれば、本当にやめたほうがいいです(マジで後悔します)。
一回記念にやってみるか、ぐらいの軽いノリでなるのが、一番良いかと思います。 高い志をもって入省して、現実を見てやめていく方々を見ていると、常々そう感じています。