定年引上げは良いことなのか
公務員の定年引上げがニュースになっています。 公務員の定年引上げは、果たしていいことなのでしょうか。
今のところ
今のところ、正直、再雇用の職員は、「非常に扱いにくい」現状です。
なぜなら、もともと上司であったり、役職持ちであった方がほとんどだからです。
彼らは、基本的に職場にいても、「自ら動かない」、「電話もとらない」といった受け身の傾向が強いように、私は見ていて思いました。
課長も、気を使っているなと思うことがあります。
誰が悪いのか
しかし、再雇用の方も、もともとこのポストに興味があるわけではなく、家庭の事情や天下りが用意できない省庁側の事情もあるため、致し方ないともいます。
とはいえ、若手と同等やそれ以上の給与をもらっているのであれば、それと同等くらいの働きはしてほしいと思うのが、我々職員が常に思っていることです。
どうすればいいのか
上述の通り年金の支給年齢もどんどん引き上げられていく中で、致し方なく働くというのは非常によくわかるのですが、OB・OGをそのまま雇用するのではなく、民間に再雇用(もちろん高位ポストではなく)してもらう、逆に、民間の方を官庁に再雇用するといった、循環のほうが、組織としていい意味で活性化すると思います。
「ザ・霞が関文化」にどっぷりつかったご高齢の方をずっと雇用し続けるより、他の文化で働き続けた方を雇うことで外の風を入れてほしい(そして、あわよくば、課長にダメ出ししてほしい)と思ったりします。