志願者減に対して、我々官僚ができることは何なのでしょうか。
上っ面だけを語るのはやめる
今の説明会では、華があり、弁が立ち、将来性の高い人が学生の前に出て夢を語る傾向が強いように思います。 そのような先輩方を見ているので、実際に、入省した学生は、「こんなはずじゃなかった」といって霞が関を去っていくのだと思います。 現実を語る。まずそこからが始まると思います。
開拓者よ、集まれ
今の霞が関は若手や中堅層が抜けていて、全体的にもやっとしている傾向が強いように思います。一方、管理職も若手に辞めてもらうと困るので、なるべく若手の意見を聞いてくれる傾向が極めて高いです。 それは、自身の評価のためではなく、単に人員不足で、退職されると、補填がすぐにはつかないためですが苦笑
若手官僚離職のニュースが出るたびに、管理職が我々若手の意見を聞いてくれる場が広がったと思っています。
私も入省3年目ですが、同期の4分の1は辞めています。
ワークライフバランスを重視する、専門性を高める、というような方向性であれば、官僚は絶対におすすめしませんが、国を変えてやる、という開拓者精神を持っている方、であれば、今ほど倍率が低く、意見が通りやすい環境はないように感じます。
まとめ
ぜひ、頭脳を持て余している人がいたら霞が関にお出でください。
1年目から数十億円のプロジェクトで意見を言うことができますし、管理職を説得させることができれば、その意見で日本が変わったりします。