オワラナイ日常

国家総合職試験、官庁訪問、院試などを本音で語ります。

税収の増が与える意味とは

税収が増えて良いことがあるのか

コロナ禍にも関わらず税収が増えていることが話題になっています。税収が増えて国民にとって良いことはあるのでしょうか。

昨年度税収 60.8兆円で過去最高 - Yahoo!ニュース

今まで通り予算が組める

税収が増えるということは、国の借金をせずとも今までと同じく予算が組めるため、税金で潤っている会社にとっては良いことになります。

それは良いことなのか

そもそも昨年度と同じ予算というのがおかしい話で、予算のメリハリをつけて、お金をかけるところにはしっかりとかけて欲しいところです。

予算のメリハリは叫ばれているところですが、実際にはできていません。

理由は、国会議員からの苦情です。

国会議員は地元からの選出ですので、地元にお金を落とすような事業が削られると、次の選挙では厳しくなります。ですので、地元にお金が落ちている事業が次年度削られることがわかると、所管省庁の幹部に鬼電が始まります。そして結局は昨年度と同じ予算がつくのが関の山です。

結局のところ日本はどうなるのか

このままいくと借金で国としては無くなってもおかしくありません。しかし、短期目線の政治家がたくさんいることで、官僚も何十年も先を見据えた政策が打てないというのが本年のところです。さらに本音を言えば、官僚自身も人事権が官邸に握られているので目先だけの政策を打つ傾向が強いように見受けられます。

まとめ

やはり世襲議員をなくすことと、二大政党制を実現することが、日本を良くしていく一歩だと思います。国会議員が息子に国会を案内している姿を見たことありますが、特権をなくしていくことが大切だと思います。