霞が関のデジタル化
情報系出身として、霞が関で働くと驚くことは、まず紙文化に驚きます。確かに院生時代、紙で印刷することはありましたが、わざわざPCで発表するのに、何十部も持ち込んだり、PDFで送ればよいのに、FAXをしてから先方に電話など、無駄なんじゃないか、という作業が多すぎるように見受けられました。
省庁の情報システム
昨年の緊急事態宣言によって、半場無理やりテレワークを強いられることになった霞が関ですが、PCやクラウド環境がテレワークに対応できていないことは明らかで、出勤7割減のときなんぞ、仮想環境が重くて何回も落ちる始末です。ニュースでは、ベンダーロックインが課題では、と言われていますが、そもそも情報に疎い方々が幹部にいるということが省庁の課題だと思います。
省庁の情報システムは誰がやっている
各省庁の事務システムは基本的に一般職の方か、出向者、派遣の方が多い印象で、自らそこへ行きたいなんて言うものであれば、左遷を意味します。デジタル庁ができてどこまで変わるかはわかりませんが、各省庁での意識はその程度です。 これは、IT企業以外の一般的な会社でもいえることではないでしょうか。IT土方どいうような社会はいつまでたっても海外には負けていくしかないと思います。