2次試験における、政策討議の説明をします。
面接は、狭い部屋で受験生6名、タイムキーパーの職員2名、試験監督が4名います。
議題としては、ある省庁の打ち出している政策について討議をします。
議題は、待機室で配られるので、部屋に入る前に知ることができます。
先に個人面接であれば、グループのメンバーで作戦会議ができます。
日本語の資料だけでなく、英語の資料もあるので、手分けをして進めていくといいでしょう。
互いに足を引っ張るとグループとしてD評価になって落ちてしまうので、訳をわからないことをいうクラッシャーがいても、適宜フォローを入れつつ、みんなで目指す方向に向かして行きましょう。
私の場合は、経済産業省が策定した、水素自動車の普及に関する目標値を定めた政策に対して、賛成か、反対かを述べた上で、参考資料である、中国が近年出した、電気自動車の普及に関する目標値を定めた政策を元に、議論を展開していくという感じでした。
賛成か反対かで点数が決まるのではなく、なぜその選択をしたのかを理論的に説明し、周りを納得することができるかや、意見が異なっても妥協点を見つけ出すことができるかを見ているように感じました。
気負うことなく、自由闊達に意見を言い合う環境を整えるのが大切だなと思います。