いよいよ、勝負の官庁訪問第3クール1日目である。
予定通り、9:30頃、A省の受付を済ませる。
この時点で、待合室の方々は、ざっと採用人数の2倍程いて、焦る。
10:00頃から、GD(グループ・ディスカッション)や、面接が行われる。
人によって変わるが、私は、GD2回、面接3回行った。
GDでは、A省の具体的な、政策テーマについて、
どのようにしていったら良いのかを、グループで検討、発表を行った。
私が、対策したポイントとして、
・事前と事後の発表に、成長を持たせる。
・相手を否定しない。
・発展的な話し合いを行う。
ことを、重視した。
総合職の2次試験のGDは、テキトーにやっても合格するが、
官庁訪問においてのGDは、使えない判定されると、すぐ落ちるので、
一言一句気をつけるべきだと感じた。
面接において、私の場合は、内定先の企業を辞退できるか、の軽い意思確認であった。
周りの方々を見ると、GDの結果によって、
・面接し、通過していく場合
・面接無しで、通過する場合
・何もなしで落ちる場合(いわゆる噂のGD要員)
の、3通りに分かれる。
よって、第3クール1日目に、連絡を受けたからといって、喜んで予約するのではなく、
ただのGD要員の可能性もあるため、自分の順位をしっかり、見極めた上で、第3クールの1日目を選ぶべきだと感じた。
20:00頃、出口面接において、第4クールの予約を頂き心の中でガッツポーズをする。
その後、B省に電話し、第3クール2日目を辞退させて頂いた。
ちなみに、訪問者数の少ない、省庁によっては、第3クールの時点で、
既に、内々定の人数に絞られている省庁もある。